昨日の続きです。
自分の体を信じる6
今日でかれこれ4週間、毎日ブログを書いてきました。
つたない文章で読みにくかったかと思いますが、
読んでくださった皆様に感謝いたします✨
私がミツヴァ・テクニックに初めて出合ったのは10年前の春でした。
その頃、他の医療資格を取るために勉強中でしたが、
「人間が本来持っている治癒能力」についてもっと探求したい気持ちが募り、
同時に、周りの人をケアできるのに治療家となる自分自身がケアできないのはおかしいと思っていました。
ミツヴァ・テクニックは「人間が本来持っている負担のかからない体の使い方」を習得する技術です。
そして、周りの人だけではなく自分自身をケアすることのできる技術です。
自分自身が痛みや辛さを抱えていて、
どうやって痛みや辛さで苦しんでいる人を癒すことができるでしょうか…?!
そう思って10年間、素晴らしいミツヴァ・テクニックの指導者から直接技術を教えていただき、
辛うじて技術を提供できるまでに成長することができました。
そこで学んだことは「自分自身の体の声を聴くこと」です。
体の声を無視し続け、気持ちばかりがんばって痛みを我慢すればするほど、
ストレスがたまり、痛み物質が増え、痛み感覚が鋭くなります。
それを越えてしまうと、痛みが麻痺に代わり、本来安静にしなければならない部分を酷使するようになってしまうのです。
そうなる前、痛みになる前の違和感から感じることが出来たら、どんなに苦しみが緩和されることでしょうか!
私たちの体は、私たちが思う以上に繊細でそして敏感です。
ただそのことに気付きやすいと現代社会では生きづらくなることもあります。
でも、体の繊細さを無視することが自身の本当の幸せに繋がるのでしょうか?
自分の体の「痛み」「弱さ」という繊細で敏感な声を聴くこと。
これは体からのメッセージだと思います。
自分の体を労り慈しみ、自己治癒能力を最大限発揮できる環境を整えてあげることが、
健康な自分自身を取り戻す一番早い、そして自然な方法だと思うのです。
ぜひ、みなさんも体からの素直なメッセージを受け取ってください。
昨日とはちょっと腰が重だるいな
今日は朝から気持ちが沈んでいるな
昼からお腹の調子が良くないな
「気のせい」と思わずに、そのような些細なことに気づくだけでいいと思います。
そのような体験を日常に溶け込ませていけたら、とても良い人生になるのではと思います✨
私は今まで他職種にて仕事をしており、その合間にミツヴァ・テクニックを提供しておりました。
でも、より自分自身の体と対面するために、時間の比重をミツヴァ・テクニックに多く費やすことを決めました。
そして、その決意を表現するためにこのブログを4週間更新し続けました。
ミツヴァ・テクニックについてや自分の考えを文章化することはとても難しかったですが、
とても良い経験になりました✨
定期的ではありませんが、また気づきがあった話題を手に入れたときに、
みなさんに「体を良くできるきっかけ」を提供できればと思っています。